2008/10/28 火曜日

人形の先生が絵を書けと言う理由

Filed under: 未分類 — staki @ 23:21:28

人形教室の著名な作家先生が「絵を沢山書きなさい。どんどんイメージした物を書きなさい」と言うのだそうだ。

人形と絵は別のジャンルなので、最初に聞いたときは、ちょっとピンと来なかった。その後話を聞いていくにつれて、人形制作にはデッサンの力が非常に重要である事や、具現化する際の設計図が重要である事、その設計図と共にイメージ画も重要である事を知ってなるほどなあと思った。

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数ヵ月後の最近、別の観点を思いついた。

アウトプットする作業と言うのは消化する作業と似ていて、例えば、面白い冗談を思いついた時、欲しいプログラムを思いついた時、好きなイメージを思いついた時。そんな時に、実現しないで放っておくと、下手すると一年たっても二年たっても同じイメージに取り付かれたままになってしまう。
反対に、下手糞であろうが失敗しようが、一度実現してしまえばそれを踏まえた次のステップに勝手に進み始める。

人形制作というのは非常に時間の掛かる作業で、社会人であれば短くて一ヶ月弱、長いと数ヶ月も掛かる場合がある。つまり、人形師は人形だけ作っていると、イメージのアウトプットの間隔が遅すぎるのではないか、少なすぎるのではないか。そう言う所も含んだ指導なのかなと思った。

この話は、何も人形だけに適用される物では無く、思いついた事や気になる事は、とっとと実行してしまわないと人生損かもしれないと言う教訓(アウトプットの早さが価値になる)とか、長いスパンが必要な作業には、より短いサイクルの部分的アウトプットが必要と言うライフハック公式ぽい話になるのかなと思う。

と言うようなコメントをしたら結構感心されたので「俺いま良い事言った?いやおれ今いい事いったでしょ!」と言ったら「いい事言った」と言われて『フフ-ン』と思ったので書いておく。

この辺りは、創作活動だけでなく、その他の趣味仕事全般に通用する話かなと思う。又、ここで言うアウトプットは出す事だけではなく、見る聞く遊ぶ出かけるなどの、通常インプットと言われる物も含まれる。

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もう一つ追加で思ったのは、多分イメージを認識する作業の反復練習なのかなと。自分が何が欲しいかを、照れも恥じも盲点も無く外部に出すと言うのは、慣れないと非常に難しい。その辺はもう反復練習あるのみで、金魚おじさんの如くピロピロピョロピョロと空気を吸うが如く実施できないといかんのだろう。これが出来ないと、多分、欲しい物を選ぶ以前の問題と言う。

また、くだんの先生様は、全体を作る事に拘りすぎるなと、たとえばパーツごとに沢山作って練習して、その中で一番良い物を選んで使えばいい等とも仰ったらしい。コレなんかは細かいアウトプットの蓄積によるモジュール化の話のまんますぎワロスと。

そう、ここまで来ると、今流行りのライフハック系統のアウトプット推奨論と全く合致していて、こう、ビジネスだの開発だのと言う禍禍しい話題のネタが、創作と言うやわらかい方面で役立つと言うのは、まあ当たり前とは言え新鮮だなと思った。

先生様はそう言う所は詳しくない筈なんだけど、一芸に秀でた人のいう事ってのは共通するもんだねえと言う、爺臭い感想あたりで〆にする。

ただし、このようにアウトプットの重要性を説いている先生様であらせられるが、最近サッパリ新作を作ってくれなくて困ると言うオチがこの話にはあったりするんだけどw

2件のコメント

  1. あうとぷっとの話は納得ですた。
    御大の新作…いつか見られると信じて、弟子のはしくれとしてちびちび精進しまうぃっしゅ!!

    コメント by ながお — 2008/11/2 日曜日 @ 1:08:34

  2. そうか、仮に新作が出るとしたらナマで真っ先に見れるんですね。これはうらやましい…。

    >ちびちび精進しまうぃっしゅ!!

    ちびちびというか、来週末のデフェスと年末のグループ展のブツ楽しみにしてますんでノシ

    コメント by staki — 2008/11/2 日曜日 @ 1:11:57

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