秋はドングリの季節、しかもマンナンライフの話がお祭りで、暫くの間ハマダ君が頭から離れそうも無い。
この話は、付き合いの長い人には結構耳タコだと思うんだけど、日記には書いてなかったのでまあいっかなと。まあ、聞いてちょうだいよ。マイフェイバリット昔話なので長いのは許してね。
まずドングリの魅力から。ドングリというのは不思議な魅力があって、大人になった今でも大好きだ。ツルツルしていて綺麗だし、小さくて不思議な物体でまるで魔法の種だ。あの帽子も良い。帽子と枝とドングリとドングリの子供のセットなんかはもうたまらんねと思う。
しかもオモチャの素でもある。水道の麓、コンクリートで職人気分でシャカシャカと削り、名札の針で中の身を取り出して、笛だの舟だの作ったり。油なんかつけなくてもツルツルだし、硬いし、色もいいし模様もいい。ツバキの実よりやっぱドングリだよ。
そんなドングリを見るたびに思い出す話。幼稚園の頃の話。帰りの会で先生が何かお話をしている時の話。
幼稚園の机は、長い机の両脇に園児が座っていた。自分の二列向こう、向かい合わせの子たちが、ドングリを鼻に詰め込んで遊んでいた。3, 4 人かな。うるさかったので先生から何度か注意され、何人かは遊ぶのを止めた。たった一人ハマダ君を残して。
ハマダ君は騒ぎはしなかったけど、先生の話を聞きながら、いや聞かずに、夢中になってドングリを鼻の穴に詰め込んでいた。鼻の穴に何かを、しかもあのツルツルしたドングリを詰め込むと言う行為は非常に興味深かったし、先生の話も聴かずにそんな魅惑の行為を行う背徳的なハマダ君に、自分も釘付けになっていた。
グイグイと押し込まれ、子供の柔らかい鼻の穴がドングリの形に変化してゆくのを、ボーっと眺めている。そろそろ押し込みすぎたかな?と言う所でドングリを取り出そうとする。ああー出しちゃうのかあ…、と見ていると…取れない。奥に行き過ぎて指が引っ掛からないのだ。
どんどんハマダ君の顔が引きつっていく、コレは大変な事が起こってしまったとビッックリして居た所、そばで見ていた子も慌てて「先生!ハマダくんが鼻の穴にドングリつめちゃった!」と先生に助けを求た。
これで大丈夫かな…、とは子供でも思わなかった。案の定先生にも成す術が無い。「フンッってしてフンッって!」と先生は言うが、パニックに陥っているハマダ君は、上手にフンってしてなかった。逆に吸ってた。結局、ハマダ君は車で何処かへ連れて行かれてしまった。
ウチの親によると、その日、俺は親の顔を見るなり、世紀の大事件でも起こったかのように事件を語ったそうだ。いや、今でも世紀の大事件だと思ってる。翌日だったか、ハマダ君が無事登校した姿を見たときには心底ホっとしたし、医療ってすげえと畏怖をしたもんだった。
一体、あのドングリを取り出すのにどんな器具により、どんな医療行為がなされたのか。そんな事を想像し、心拍数を上げるなどした。またそこで新たな萌えを発生させた訳だ、ハマダ君は。『掘るんだか吸うんだか良く解らん謎のハイテク機器が、診察機器がッッ、診察台のハマダ君のイタイケな小さな穴にアッー!アッー!!(※1)』とか。
そんなこんなの大事件を経て生還したハマダ君は…すこし輝いて見えた訳で…。っていうか、まあ…まあ、そんな話でした。
***
秋だからドングリだからって言う話とは別にしても、○○を○○に詰まらせた!と言う話を聞くと、無条件でこの馬鹿馬鹿しく恐ろしく魅惑的な出来事を思い出してしまって、こう、こう、なんともいえない気持ちになるのだ。世間で言う所の「餅喉に詰めて爺さんが死んだ」の裏バージョンかつリアル遭遇済みのような。(※2)
魅惑のドングリに、さらに素晴らしい属性を付与してくれたハマダ君には感謝している。すっげ馬鹿だけど。マジ馬鹿だけど。
ついでに、ハマダ君は地元じゃ結構有名なパン屋の息子で、そのパン屋の商品や工場・ラベルなどを見るたびに思い出したりもする。この辺もまた…。
※1. 一応ホラ、仮面ライダー世代だから。診察台&謎の器械とか弱いのよ。リアルタイムはスカイライダーだけど。よくわからないがショタ趣味では無い。
※2. 死んで無い分弱いじゃないかと言われそうだけど、詰め込む物と穴の魅力はこちらの勝ちだ。



クリッコロの次はドングリグッヅ….〆(・ω・。)
コメント by ながお — 2008/10/15 水曜日 @ 0:21:45
ドングリグッヅ良いですねえ。ぜひぜひ。
ドングリはあのツヤツヤと小ささと硬さというか密度も重要なんですが、キャラクターにしたときの不思議な生き物感も良いです。
時々ドングリ細工で凄い萌えるのがあるんですが、机の上だと無くしそうなサイズだし、キーホルダーほどの耐久性が無くて残念だったりします。
ああ、ドングリ銀行の職員で技術者募集してないかなー
コメント by staki — 2008/10/15 水曜日 @ 1:32:31
勘弁して下さい。吹いた。
コメント by ジャギ — 2008/10/15 水曜日 @ 20:14:46
そういやお前、成人したハマダ君と面識あるんだったなー。
その辺も、織り込めればよかったか。
コメント by staki — 2008/10/15 水曜日 @ 23:37:46